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【コロナ時代のコトリ論】 鍼灸マッサージ師 佐々木健

〇2021.5.4
【コロナ時代のコトリ論】
  鍼灸マッサージ師 佐々木健


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 体調が悪いことが睡眠中に夢を多く見させるのでしょうか。私は昨日も今日も夢が突
然に途切れて布団の中の現実に目覚め戻りました。今日朝方の夢舞台は連休中なのに職
場で学生と教員の複雑な揉め事にかかわっていました。いやはやお休みなのに仕事をし
ています。

 今朝のこの夢の経験から発見したことがあります。
【私なりの仮説の発見あり】
 人は定期的に孤独感が生じてきます。必要なのです。こんな心情のように、夢も必要
が生じてみるものなのでしょう。
【ここで想定される結論】
 心情も夢もコントロールするものではありません。自分を流れていくものとして観察
しましょう。

 人は孤独に苛まされると自分でも分かっているのでしょうが「子供がえり現象」がみ
られます。お菓子を食べ出したり、周囲の大人に無理や道理をわざとお話ししていたり
します。ないものねだりもします。まるで小鳥が自分のとまる小枝を揺らして「のって
も大丈夫、折れないかな」と試したり「素敵な枝はない!」と結論づけて飛んでいるか
のようです。

 『ピーナッツ』の作者チャールズ・モンロー・シュルツは心理学者ではありませんが
人の心と行いのことを良く分かっていた人だと感心します。先の小鳥はウッドストック
に象徴されているようにも感じます。小鳥(ウッドストック)は俯瞰の象徴でもありま
す。

 心情を海に例えてみます。誰でも愛着のさざ波が立つ時があり、心情は海の潮の満ち
引きのように定期的に変化をみます。客観的に説明すると、さざ波は風(=空)が、風は
太陽の熱が、潮の満ち引きは月の引力が起こしている現象なのですが、主観的には海が
自ら起こしている現象ように感じます。海は空と月と太陽の他力によって波うち動きま
す。このように実は心情も気と陰と陽の他力によって波うち動くのです。

 『ピーナッツ』の登場人物たちも時に「ないものねだり」を、しかしその後に「ある
もの探し」を始めます。そして老子のように「足るを知る」ことをつぶやきます。ウッ
ドストックは存在しない青い鳥ではありません。そこらあたりにいる黄色い鳥です。「
幸せねだり」の象徴ではなく「希望探し」の象徴のように感じます。

 あるもの探しこそは学習目標です。小学校でも社会見学として街中探検にいきます。
さあ、この時代、テイクアウト探検に行きましょう。



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