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【暮らしの魔法】さり

こんにちは、心理カウンセラーさりです。

今日は、呼吸と自律神経に関してのお話です。

例えば、お産の際の呼吸法やヨガでの代表的な呼吸法に、「吐く息を長くしましょう」というのがあります。なぜでしょうか?

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

吸気は交感神経を優位にさせます。
交感神経とは身体を戦闘・緊張状態へと導きます(活動している時などに向きます、いつでも素早く動けるように、筋肉を収縮させて備えます、血管も収縮します、そして空腹や痛みや排便・尿意などを感じにくくさせます(消化器官の活動低下)/よく格闘家が試合中に出血・ケガを負いながらも、興奮状態(アドレナリン等の分泌)にあるため、自分の痛みも感じずに試合続行するというのがありますね)

一方、呼気は副交感神経を優位にさせます。
副交感神経とは、心身をリラックスさせ回復を促します(筋肉を弛緩させ、血管を拡張し、痛みや空腹・排尿排便に敏感に反応します/よく、何もすることがない時や就寝前の静かな時間にあちこちに痛みを感じますね、痛みを出して回復する意識・機能を活動させています)

私たちの呼吸とは、呼気と吸気の繰り返しです。
怒っているときは呼吸が早く浅くなります、吸ってばかりです。悲しいとき落ち込んでいるとき塞ぎ込んでいるときも同じです。

自律神経を随意的(意図的)にコントロールするには、呼吸が有効的です。

どうぞ、皆さん、ご自分の呼気を存分に活かしてみて下さいね。

因みに、運動療法などの現場での「深呼吸」とは、呼気を長くすることですよ!



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2017年07月21日
コメント
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